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NHKの取材を終えて思うこと。

数日前、柏の円卓会議でお世話になっているストリートブレーカーズさんから連絡が来た。10/11にオープンするベクミルさん(放射能検査を自分で行えるレンタルスペース)の取材に合わせて、そこを利用する農家をNHKさんが取材したいとのこと。

びっくりした。まずNHKだということに。そして、ありがたいお話だと思った。なぜなら、いち農家の気持ちを皆さんに知ってもらえることに加え、測った野菜が不検出だということがテレビで流れるからだ。

今まで、自主検査の結果や、私の畑に対する思いなどをブログなどで公表はしてきた。
なれないツイッタ―やfacebookも使って、より多くの人に、ホットスポット地域で育った野菜でも、全く問題ないものが多く存在することを伝えようとしていた。
しかし、なにぶんその世界では初心者だし、伝え方も上手ではないからか、広まりはゆっくりだった。それでも、少しづつでも理解してくれる人が増えればいいと思っていた。

NHKの記者さんと連絡を取り、農園に来ていただくことになった。

しかーし、悲しいかな、畑は端境期と台風の後遺症と、なぜか鶏がまた卵を産まなくなってしまい、どん底状態。ベクミルさんで計測するツルムラサキの収穫風景も、しばらく摘むとツルムラサキがなくなってしまいそうになる。カメラマンさんに「他に、とれる野菜はありませんか・・・?」と聞かれても、ナスが数本と、ハウスで育っているキュウリが1本くらい。鶏はご機嫌だったけれど、卵は産まない。カメラマンさん、本当に困っていました。申し訳ないけれど、これが現実なんです。

3回あったインタビューの時間に、必ず聞かれたのが、「なぜ、自主検査を始めたのですか?」ということ。流山市も柏市も検査機器を購入し、毎日多くの野菜を計測し結果を公表している。殆ど全てが不検出だ。だから、農家が自腹を切って測る必要はないはずである。

しかし、現実はそう甘くない。自治体で測ったものは、農園で育ったものではないし、検出下限もセシウム合算で40Bq/kg。気になる方には意味のない数字なのだろう。

私はほとんど全ての野菜から放射性物質は検出されないと思っている。だから、それを自治体のやり方とは違う方法で調べ、多くの人に知ってもらいたいと行動してきた。不安だからとか、お客様に安心してもらうためというのが一番の理由ではない。はっきりさせたい。それが強いのだ。

それでも、検査をするたびに、不安に襲われる。もし、小さな値でも数字がでたらどうしよう。それを受け止められるのか。なんせ、今まで不検出しか経験していないもので・・・。

千葉県の放射性セシウム蓄積量(航空機モニタリング)が発表された。わかってはいたけれど、ショックだった。千葉ではここだけなんだなと。そして、想像以上に同じような地域があることも知った。現在公表されていない新潟県や長野県にも影響があるのだろう。もしかしたら、もっと遠くにそれこそホットスポットが存在してもおかしくない。

それでも、野菜を作り続ける農家がいる。毎日汚染された土の埃を吸いながら、無実な野菜を作り続ける。だって、放射能検査で検出されないのだから。

テレビの影響がどのように出るかは、開いてみないとわからない。風評がもっときつくなることだってあるだろう。でも、それも現実だ。私達は、淡々と野菜を作り、計測し、発表していくしかないのだろう。

ちなみに、今回計測したツルムラサキは不検出(検出限界20Bq/kg)でした。ほっ
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